不動産活用ネットワークは、不動産オーナーのお困りごとに対して最短最適な解決策を提供するために、企業の垣根を越えて協力し合うことを目的とした不動産業のプロ集団です 。 Q&Aコーナーではオーナー様からのお悩みと専門家による解決方法をご説明いたします。
今回のご相談
自販機収入は今後も見通しは暗い
コロナウィルスの影響で活動エリアはビジネス街から住宅街へ移ったため、地域内で活動する人は増え、自動販売機にとっては追い風のように思えます。しかし、そもそも自販機で飲み物を購入するという習慣はコンビニの登場などで以前から激減しています。事実、私自身ここ数年、自販機で飲み物を購入したという経験がほぼありません。予測不可能な昨今ですので何が起こるかわかりませんが、自販機収入が以前の水準に戻る可能性は限りなく低いのではないでしょうか。
住宅地では新たなご近所需要が
コロナ渦で活動エリアが都心から都心以外の地域へ分散し、ご近所のお店を利用するという人が増えています。しかし自宅から徒歩5分以内のような立地であっても、普段使う道沿いの店舗でなければ何年住んでいてもそのお店の存在に気付くことはありません。そこで地域の生活動線になっている道沿いに看板広告を出すことは有効です。地域のお店はこの街の多くの人に知ってもらえる手段を探しています。
自動販売機は目につきやすいところに設置されている
自販機メーカーお墨付きの場所なら地域のビジネスをPRするのにもってこいです。ご近所ビジネスをPRできる手段には電柱広告がありますが、電柱広告は目線が高く、また情報掲載できるスペースが小さいため、店名や電話番号ぐらいしかアピールできません。しかし自販機が設置されているぐらいのスペースなら情報をたくさん盛り込めますし、何より「人目につく」目線を意識したアピールが可能となります。
活かされていない外壁というスペースをご近所応援に
収益を生んでいない自販機スペースや何にも活かされていない外壁というスペースがある一方で、テナントから見れば住宅エリアにおいてご近所へアピールできる手段が少ないのが現実です。自販機はちょうど通行人の視界に入る部分をしっかりカバーしています。人通りが見込める場所ならこのスペースは広告としてとても価値があるのです。
自動販売機に変わる有効活用術をお探しなら
もし自販機に変わる有効活用術をお探しならご近所ビジネスのPRスペースとして検討されてはいかがでしょうか? 緊急事態宣言等で、地域の良いお店(飲食、サービス)が苦境に立たされています。このままでは、シャッター商店街のようになってしまい、街が寂しくなってしまいます。人が集まるお店があり、街の賑わいがあることで、長期的にはご自身の資産価値も上がるのではないでしょうか?