不動産活用ネットワークは、不動産オーナーのお困りごとに対して最短最適な解決策を提供するために、企業の垣根を越えて協力し合うことを目的とした不動産業のプロ集団です 。 Q&Aコーナーではオーナー様からのお悩みと専門家による解決方法をご説明いたします。
今回のご相談
民法改正で強まる「保証会社加入必須」の動き
まず保証についてですが、2020年4月の施行された民法の改正によって、個人が連帯保証人になる場合には極度額の設定が必要になったことは記憶に新しいかと思います。極度額を設定していない保証契約は、仮に署名や押印があったとしても、無効となってしまいます。この改正に伴い、全国的に賃貸住宅の契約において保証会社を必須とする機運が高まったことから、一般消費者にとっても「不動産を借りるときは保証会社に加入する」という認識がより一層強まったと言えます。そのような背景からも、「月極駐車場を借りる際に保証会社に加入する」ことに対する抵抗は少ないと思いますので、リスクヘッジの選択肢として検討されることをオススメします。
保証会社と不動産会社にとって月極駐車場は後回しになりがち
一方で、保証会社の立場でみれば、賃貸住宅に比較して少額の月極駐車場の保証は、保証業務としては手間のわりに保証料が少ないことからか積極的に受ける傾向にありません。数少ない保証会社にも滞納保証期間の長さをウリにしているところもあれば、稼働率を高めるサポートをウリにしているところもあり、いくつかのプランが出ています。いろいろと比較されてはいかがでしょうか。
また、管理を委託されている不動産会社も、おそらく住宅や店舗事務所などをメインに仲介や管理をされていると想像すれば、月極駐車場は後回しになりがちでしょう。一生懸命滞納督促されていると思いますが、保証会社と同じく、月極駐車場の管理は実入りのわりに負担が大きいわけです。満車でもかかってくる日々の電話対応、契約や更新の手続き、膨大な数の入金照合などがありますから、無理もありません。
100％立替払いの滞納保証サービスつきオンライン管理システム
当社が提供している月極駐車場オンライン管理システム「アットパーキングクラウド」は、検索サイトによる集客支援やオンライン契約システムに加えて、「100％立替払いの滞納保証サービス」がついています。入金照合の手間がなくなるだけでなく、滞納者に対する督促業務もなくなります。督促は当社の専門チームが行っていきますが、まさに上述したオペレーションで、迅速に対応していき、3か月かからずに決着するノウハウがあります。
また、万が一の放置車両となってしまった場合にも、当社が中心となって専門家とともに対応していきます。所有者の同意を取得した撤去の実施と、発生費用の補償までカバーできます。
月極駐車場を管理する不動産会社向けサービスとして全国で導入が加速していますので、もしご興味あれば、管理を委託されている不動産会社にご紹介ください。
