加盟社リレー寄稿Q&A

ペット飼育可能な賃貸は、相場賃料より高く貸すことができるって本当ですか?

不動産活用ネットワークは、不動産オーナーのお困りごとに対して最短最適な解決策を提供するために、企業の垣根を越えて協力し合うことを目的とした不動産業のプロ集団です 。 Q&Aコーナーではオーナー様からのお悩みと専門家による解決方法をご説明いたします。

今回のご相談

不動産オーナー
不動産オーナー
所有している賃貸物件が古くなり、家賃の値下がりに悩んでいます。新築を建てる計画があるのですが、ペット飼育可能物件は相場より家賃が高く取れると聞きました。本当ですか?
伊部尚子
伊部尚子
ペット飼育可能物件は相場賃料より高いのが一般的ですが、安定した賃貸経営のためにはもう一工夫必要が必要です。猫と共生する賃貸住宅はいかがですか?

ペット可物件の中でも、猫が飼育できる物件は希少価値!

ペットブームと言われていますが、実は世の中の犬の飼育数はだんだん減り、猫が増えています。しかし、世の中のペット飼育可能物件では、飼育できるのは小型犬一頭のみの物件が多いのが実態です。
グループ会社の仲介店ハウスメイトショップの店頭では、「猫を飼いたい人が多いのに、紹介できる物件がない」ということが起こっています。

猫飼育可能にするにはノウハウが必要!

なぜ猫を飼育できる物件が少ないかというと、その室内被害が犬より大きいからにほかなりません。猫を飼っていた方の退去後、壁紙がボロボロ、建具は傷だらけ、臭いもひどいという経験をしたオーナー様や管理会社は少なくないのです。それらのリスクヘッジのノウハウが重要なので参入障壁が高く、ライバルが少なくなります

複数頭飼育可能にすれば、長期入居も!

猫は飼育するうちに頭数を増やしていく方も多いのですが、巷のペット飼育可能物件は多頭飼育に対応しているものが少ないため、引っ越し先を見つけるのがとても大変です。そのため、一度引っ越しをしたら長期入居する方が多く、賃貸経営が安定します。

1人暮らしでも、共働きでも飼育しやすい!

猫は犬と違って飼い主が留守の間も寂しがらず、鳴き声や足音も小さく、散歩も不要。他の入居者さんからクレームにもなりにくいので、実は賃貸住宅での飼育に向いているのです。

猫飼育のノウハウのある管理会社選定が重要です!

ペット可能物件は増えていますが、その実態を見るとペットを飼育していない人も居住されており、そういう人にとっては割高の物件になってしまいます。
ハウスメイトグループは、猫の習性に詳しい専門家と組み、「猫を愛する人が愛猫と共に幸せに暮らす住宅」というコンセプトで賃貸住宅を企画し、実際に猫を飼育している入居者さんで高稼働させている実績があります。
独立系の管理会社として培った賃貸管理の現場のノウハウを詰め込みました。ご興味のある方は是非お問い合わせください。

 

 

ABOUT ME
伊部尚子
伊部尚子
株式会社ハウスメイトマネジメント ソリューション事業本部 課長 賃貸不動産に関わって20年余り。仲介営業、仲介店の店長、管理の現場担当者、管理支店の同社女性初の支店長を経て、現在は金融機関や業界団体等での講演の傍ら、賃貸住宅の企画や収益改善の相談を受ける。上級相続支援コンサルタント、CFP(日本FP協会会員) 、1級ファイナンシャルプランニング技能士 、公認 不動産コンサルティングマスター、DIYアドバイザー