加盟社リレー寄稿Q&A

短期で貸してほしいと言われたら、どう対応していますか?スペースシェアで解決!

不動産活用ネットワークは、不動産オーナーのお困りごとに対して最短最適な解決策を提供するために、企業の垣根を越えて協力し合うことを目的とした不動産業のプロ集団です 。 Q&Aコーナーではオーナー様からのお悩みと専門家による解決方法をご説明いたします。

今回のご相談

不動産オーナー
不動産オーナー
しばらく運用予定のない物件や、テナント募集中の物件などに時折「ここを短期で貸してもらえないだろうか?」という相談を知り合いや、地元の議員さんなどから受けることがあります。受けたい気持ちはあるのですが、短期ではいろいろと面倒そうなのでいつもお断りしています。何かよい方法はないでしょうか?
西浦明子
西浦明子
通常の賃貸は基本的に1年以上の定期借家契約または普通賃貸契約が前提となっています。数週間~数か月といった利用に適した契約内容や条件提示などは、現状の不動産賃貸契約では整っていないのが現状です。あれこれ書類を何とか準備しても、手間暇の割にあまり収益には貢献しない。でも知人友人から頼まれたらなかなか断れない…そんな時に利用したいのが「スペースシェア」の仕組みです。

短期貸しニーズの傾向は?

短期レンタル可能なシェアスペースの利用用途は、販売やプロモーション活動が主流です。コロナ禍の影響を受け、家賃を変動費化したり、出店に関連するリスクを軽減させたいテナントのニーズが増えたこともあり、販売やプロモーション活動での利用はここ数年増加傾向にあります。
一方で、店舗としての利用用途以外にも、突発的なニーズが発生する活動でリアルな拠点が必要なケースにおいても、短期貸しのスペースをご利用いただくケースが増えてまいりました。

急増した短期貸しの用途は?

最近の事例では、無料のPCR検査の実施会場として利用されるケースが急増しました。自治体によってはPCR検査を実施する事業者に対して、検査実施に伴う補助を行っており、PCR検査が実施可能なスペースを探す民間事業者が一時的に増加しました。

実施決定から場所の選定まで時間がない時、WEBから利用可能なスペースが簡単に検索・申込みができ、すぐに利用ができるのはシェアリングサービスの大きなメリットです。

これから増えそうな短期貸しニーズは?

2022年夏には参議院選挙が予定されています。選挙事務所もまた期間限定で必要になるスペースのひとつです。アクセスの良さや立地、視認性、出入りのしやすさなど重要になるポイントが多い上に、短期ではあるものの電気・電話・インターネットなどを用意したり、その他事務用品なども必要になります。何の設備もない物件を一から準備することに比べると、短期貸しスペースは電気や照明はもともと備わっているところが多く、什器等のレンタルを手配するだけで利用可能なという点では利便性が高いのが特徴です。

短期貸しの依頼を受けたらスペースシェア登録!

ご所有の不動産に短期貸しの相談が入ったら、ぜひスペースシェアサービスへの登録をご検討ください。スペースシェアのパイオニアである「軒先ビジネス」では、短期利用を前提とした利用規約はもちろん、不慮の事故などを想定した専用の保険もご用意しております。短期でご利用頂く方の審査から、スペース利用料の回収まで一貫して行いますので、オーナー様や管理会社様のお手間を取ることはありません。

スペースシェアをうまく活用して収益化も人付き合いも円滑に

これまでお断りされていた短期貸しのご相談も、今後はスペースシェアを活用いただくことで、手間なく簡単にお引受けいただき収益化につなげることが可能になります。まずはお気軽にお問合せください。

 

 

ABOUT ME
西浦明子
西浦明子
軒先株式会社 代表取締役 スキマハンター。 大学卒業後、ソニー株式会社等での勤務経験を経て、2007年の妊娠・出産を機に起業を決意。2008年4月に日本初のスペースシェアリングサービス「軒先」代表としてサービスを開始、2009年に軒先株式会社を設立。ポップアップ向けスペースシェアの“軒先ビジネス”、駐車場シェアの“軒先パーキング”、飲食店シェアの”軒先シェアレストラン-magari”を運営。2017年総務省ICT地域活性化大賞・奨励賞受賞。現在、全国の遊休スペースの活用提案に奔走中。